「あっせん」とは

 

  「あっせん」は、労働者と使用者の間で発生した「個別労働関係紛争」の、

        裁判外の紛争解決手続です。

  紛争状態となり、当事者同士での解決が困難な場合、まず思い浮かぶのは

     相手方を訴える(民事訴訟を起こす)、裁判という方法かもしれません。

  

       「あっせん」は裁判とは異なり行政機関や民間組織が行う紛争解決手続で、

  当事者間の和解による解決を目的とした制度です。

  訴訟と比較して、短期間での解決が可能で費用も低く抑えることができますが、

  相手方があっせんに応じない場合や和解しようとする意思がない場合は成立しません。

 

 

 あっせんの対象となる紛争と対象とならない紛争

 

 〇対象となる紛争

  • 不当解雇されようとしている、労働条件の不利益変更を強いられている、など

    雇用契約や労働条件に関することで発生している労使紛争

       • パワーハラスメントを受けているなどの職場環境に関して発生している労使紛争

 

 〇対象とならない紛争

   • 労働組合と事業主の間の紛争や、労働者と労働者の間の紛争

      • 裁判で争っている、または確定判決が出ているなど、他の制度において

        取り扱われている紛争

      • 労働組合と事業主との間で問題として取り上げられており、両者の間で自主的な

        解決を図るべく話し合いが進められている紛争など

 

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